2007年12月31日

夫の立会い

200712_08.jpg

どれだけの妊婦さんが旦那さんに出産を立ち会ってもらっているんでしょう。

うちの場合は、夫は会社を2日も休んでずっと付き添ってくれたけど、出産の場面には立会いたくないと言っていました。
生々しい場面が苦手ということで・・・。

出産した竹内産婦人科は夫の立会いを推進しています。
私自身、出産と言う一生に一度あるかないかわからない感動の瞬間を夫にも見てもらいたい。
なので、事前に助産師さんとバースプランを立てる際に、夫に内緒でいよいよ産まれる時になったら出産に立ち会わせようと企てていました。


・・・が、結局、産まれそうになったら、私から夫の立会いを取り止めました。


理由は夫に気を遣って、お産に集中できないから。

私のお産が長引いているせいで、夫も疲労困憊。
しかも私が呼吸法で身体が熱くて冷房をガンガン効かせているから風邪気味になっているし。
そんな体調が悪い夫を引っ張り出すのは酷かなと思いました。


ホントは分娩室で頑張っている私を励ましたり、汗をぬぐったりして欲しかった。
そして産まれる瞬間の感動を分かち合いたかったです。


夫はすごくやさしい。
でも、あまり気が利くほうじゃないから、出てきた汗をぬぐってくれたり、食事の介助をしてくれたり、といったサービスが出来ないんです。
分娩室に入っても、身の置き場がなくてオロオロするだけなんだじゃなかったのかな?
残念ながら・・・・。
こればかりは性格ですからね。

そして、もうひとつ理由が・・・。
私自身、ちょっと恥ずかしい。
もちろん、立ち会ったからといって、赤ちゃんが出てくるところは見せないらしいけど。

でも、出産が終わって今思うと、やっぱり立ち会ってもらえばよかったなーと思いました。
あんなに感動することってないんだもの。

2人目を作るかどうかはわからないけど、今度出産することがあれば、何がなんでも立ち会ってもらおうと思いました!

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2007年12月30日

長い長いお産

壮絶なお産が隣の分娩室で終わったころにはすっかり夜が明けていました。
院内は何かザワザワしている様子。

助産師さんが来て、また子宮口を測ってみました。
・・・が、

子宮口 1.5センチしか開いていないっ!!!

一晩でたったの0.5センチ!
ミリ単位ですか!?

お腹に陣痛監視装置をつけて、子宮の収縮と赤ちゃんの心音もチェックされました。
赤ちゃんはモリモリ元気いっぱいだそうです。

200712_04.jpg

こんなグラフになって出てきます。分娩監視装置。
山が大きいところが陣痛が強いところです。
20分くらい測定するんですが、陣痛の波が来るとグラフがきゅーーーんと山を描きます。
特に山が大きく描かれたら、「うーん。こんな強い陣痛に耐えられたのね。私!」って自己満足に浸ってしまいます。
2日という長い分娩時間の中、この分娩監視装置は何回もつけられて、身体と赤ちゃんの状態をチェックされます。

ただ今はけっこう、陣痛の間隔が開いてきているみたい。
陣痛も弱まってきたと言うか・・・。

朝の10時ころになって、夫も自宅から戻ってきました。(会社を休んで付き添ってくれています)
そして部屋に院長先生がやってきました。
どうやら国立医療センターから戻ってきて、朝の検診をすませてきた様子。

院長先生:「どうする?陣痛も弱まってきたようだし、1度家に帰る?」
私:「いえ、自宅も遠いのでいさせて下さい。」

長丁場で頑張ることになり、明日の朝になっても子宮口が全開にならなかったら、陣痛促進剤を投与することになりました。
子宮口が4センチにならないと投与できないみたい。
しばらく、院長先生は夫と車の話などを雑談して去っていきました。

陣痛の間隔が開いてきたので、途中で寝たり食事を摂ったり、体力を蓄えておきます。
ソフロロジーの呼吸法でうまく陣痛は逃がせているけど、この深い呼吸ってちょっとした有酸素運動なんですよねー。
長時間繰り返しているとかなり疲労してきます。
そして汗だく・・・。
11月の終わりなのに冷房を入れてもらいました。


陣痛は逃がせても、恥骨にくるぎゅんぎゅん来る痛みって逃がせなくて、これだけは辛かった。
後半部分はちょっと体勢を変えるだけで激痛が走る。
ずっと同じ姿勢で座っているから、おしりまで痛くなってきてメチャクチャ辛い。

200712_10.jpg

姿勢が変えられないから、食事がきても上手く食べれなくなりました。
(夫に食べさせてもらえばよかった)
ダイソーで買ったペットボトルに取り付けられるストローはすごく役にたちました。
横になっても水分補給できるし。


疲労で辛くなってきた夕方くらいに、夫のお母さんが産婦人科まで来てくれて励ましてくれました。
これは嬉しかったなー。
頑張ろうって思いました。

一晩で5ミリ・・・。
本当に気が遠くなりそうです。

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2007年12月29日

淑女の出産

陣痛を受け入れて、お産の間1度も「痛い」と発しない妊婦さんもいるというソフロロジー式分娩法
なまじ、そういう出産法を選んだから、陣痛が痛くても「痛い」って言えなかったりして・・・。


子宮口が1センチしか開いてなかったことがわかり、分娩は長丁場になりそうな予感。
夫は1度自宅に戻ることになりました。
慌てて産婦人科に来たので、デジカメを忘れてきたので取りに戻ってもらうことにしました。

11月21日 3時 深夜
分娩待機室でひとり、ソフロロジーの音楽を聴きながら、陣痛逃がし。
この頃は陣痛間隔が10分間隔のままで、強くなってくる様子もなし。

そこへ、隣の分娩室でお産が始まった様子です。
何しろ、分娩室へは扉1枚。
中の様子がまる聞こえです。

妊婦さん:「痛いぃぃぃぃぃ~ 痛ァァァァ~い もう嫌だ~!!!!」


めちゃくちゃ痛そうな妊婦さんの絶叫!!!!
ソフロロジーのお産って、痛いって感じないのでは?


200712_06.jpg


院長先生:「ほら今は陣痛来てないから痛くない時でしょう!赤ちゃんも苦しいんだから頑張って」


先生に叱責されながらも、痛みにもがき苦しんでいるのがわかります。
この分娩待機室、筒抜けすぎる!!!

この妊婦さん、このまま朝の5時台に赤ちゃんの心音が弱まった為に、吸引分娩で出産できたようです。
よかった~~!
・・・と思うのもつかの間・・・。

妊婦さん:「痛っ!痛ァァァァァ~い!!!!」
院長先生:「ほらっ!逃げないの。今、切開した部分を縫っているんだから。」

こっ・・・、これは噂の会陰切開の縫合???
あの赤ちゃんの頭を通り抜けやすくする為にマル秘部分を切開して、お産後に縫合すると言う、人によってはお産よりも痛かったと言うあの・・・!?

メチャクチャ痛そうじゃない!
怖~い!!!
しかも1時間くらい縫合していない?
こんなに時間がかかるものなの?

・・・としたところで縫合も終わったようだけど、どうやら妊婦さんの状態がよくない様子。


院長先生:「このまま救急車で国立医療センターに搬送します。僕もついて行きます。」

ええ~!!
国立医療センターに搬送って!!!
そんなにひどい状態なの?

そのまま救急車で搬送された模様です。

ライブで聴いてしまったお産の様子。
あまりにも壮絶すぎて、お産の恐怖が高まってしまいました。


ライブでお産をきいてわかったことが、「痛い」と言っても「赤ちゃんも頑張っているんだから」としか返ってこないこと。
確かに陣痛は取り除けないからね。
「痛い」と言って叱責されるくらいなら、言わないほうがマシだと思いました。

私は淑女のように貞節にお産にのぞもう。

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2007年12月28日

分娩待機(出産1日前)

分娩所要平均時間は、初産で12時間から15時間、経産婦で5時間から6時間って言われています。

12時間も陣痛で苦しむのかと出産に対する恐怖はかなりあったけど、初産で4時間で産んだ知人の超安産の話を聞いて、私も短時間で出産できる気になってしまいました。

まさか、44時間半もかかるとは・・・・!!!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
11月21日 0時 深夜


陣痛が10分間隔になり、入院準備をして産婦人科に向かうことに。
夫に付き添ってもらい、車で30分で到着しました。
深夜だから割と早かったー。
車の中じゃソフロロジーの呼吸法がうまく出来なくて陣痛の痛みが逃がせないから、きつかった。
産婦人科が遠いと大変です。

到着したら、助産師さんが出迎えてくれました。
そのまま、分娩室に直行!


200712_01.jpg


ちなみにこちら分娩室の見取り図。(雑で申し訳ないです)
左の物置のような部屋を通って分娩室に入ります。
病院のスタッフは右の沐浴室を通って入ります。
分娩室の左が手術室になっているようです。

分娩室に入り、着替えをします。
そのまま分娩台にあがり、助産師さんに子宮口がどれだけ開いているか測定されました。

な・・・なんと、子宮口1センチしか開いてないっ!!!!!
(子宮口が10センチ開かないと赤ちゃんは出てこれません。)

1センチっていったい!!!
あと9センチもあるの?

そのまま隣の分娩待機室で子宮口が開くのを待つことになりました。
なにしろ、1度家に帰るにしても遠いし、また車に中で陣痛に耐えるのはしんどい。

200712_09.jpg


待機室は見取り図の真ん中の部屋。
小さいベットとトイレが備えてある小部屋。
ビジネスホテルのシングルルームみたいだけど、内装はラブリーです。

夫に入院荷物を運んでもらいました。
2人で過ごすにはかなり狭いかな~
もともと2日もここで過ごす妊婦さんってあんまりいないから狭い作りなんでしょうね。
時間がかかる人は1度帰るだろうし。

食事も他の入院患者さんと同じ物が運ばれてきたけど、この小さいテーブルで食べるのは大変です。
陣痛がきているので、こういう豪華な食事はかなり食べづらい。
おにぎりとかの方がよかったなー。
でもかなり美味しい入院食で、初日は陣痛の合間にパクパク食べて完食しちゃいました。
パクパク食べれたのも最初のうちだけでしたが・・・。


このまま気が遠くなるまで長い時間をこの部屋で過ごすことになるのでした。


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2007年12月26日

ソフロロジーで陣痛の波にのる

200712_03.jpg


私が出産した竹内産婦人科ソフロロジー式分娩法を導入しています。

この出産法を取り入れている産婦人科を選んだ理由は、ソフロロジーで産んだ人が分娩中1度も「痛い」と言わずに安らかな気持ちで出産したという妊婦さんの体験談を読んだからです。
あのもがき苦しむほど痛いと言われる陣痛が痛くないなんて夢のような出産法じゃありまんか~!
そう・・・。
単に痛くなさそうと言う理由で選びました。

しかし、このソフロロジー、陣痛が痛くないと言うわけじゃないんです。
陣痛は赤ちゃんを産むために必要なもので自然なものとして受け入れ、心身ともにリラックスして、深い呼吸で痛みを逃がすと言うのが基本概念。
陣痛はしっかり来るし、痛みも認識できます。
身体的にまったく痛くない出産法を選択するのなら、無痛分娩しかないんでしょうね。
この呼吸法と心身をリラックスさせる筋肉弛緩法とイメージトレーニングは、前もって継続的に練習しておく必要があります。
産婦人科でα派がでる音楽が入ったCDを渡され、ずっと自宅でトレーニングをするように言われます。
この積み重ねたトレーニングがお産本番で発揮されて、陣痛を受け入れることが出来るという訳です。

さあ、実際に来た陣痛・・・。
私は受け入れることができるのだろうか?
陣痛の波が来そうになったら、深く吸って長く吐くという呼吸をしてみる。
頭にカワイイ赤ちゃんのことをイメージしながら・・・。
ソフロロジーの音楽に耳を傾けて・・・。

スゥー、ハァー、スゥー、ハァー・・・・・・。

不思議と吐いた息と共に痛みが身体から出て行っている感じがします。
陣痛の痛みって、いろんな出産経験者から聞いた、「ハンマーで殴られるような痛み」「牛の群れが腰を通過しているような痛み」って言う感じではなく、なんだか風船がお腹の中で膨らんでいる感じ。
変ですよね。子宮が収縮しているのに膨らんでいる感じがするなんて。
音楽に合わせて、陣痛っていう波にフワリフワリとのっているようです。
そんなフワリフワリをいきむ時まで繰り返していました。

そしてお産が終わって、正直、具体的な陣痛の痛みを忘れてしまいました!
どんなんだっけ?
痛いのは痛かった気がするけど、耐えられない痛みではなかった気がします。
陣痛は身体的に痛くて辛くても死ぬわけじゃないし、精神的に苦しめられている訳じゃない。
今まで精神的にもっと辛いことは多々あった・・・。
それに比べたら、お産なんて、夫や病院のスタッフに支えられてVIP待遇じゃないでしょうか?
・・・こんなプラス思考もイメージトレーニングの賜物!
これもソフロロジーの効果なんでしょうか?

2日近くにも及ぶ陣痛に耐えれたのも、ソフロロジーのおかげだと思います。
とにかく、お産がとても幸せで楽しいものになりました。


まだまだ、出産リポート、続きます。
(育児の合間に、イラストをざーっと描いてます。雑で申し訳ないのですが。)

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2007年12月20日

陣痛が始まった日(出産2日前)

お産までにやりたことをやり尽くしたい!

・・・と、妊娠中に新婚旅行でヨーロッパにも行ったし、お菓子作りやパン作りにもチャレンジしたり、引越しをしてインテリアにも凝ったりした。
そして産婦人科の定期健診帰りの恒例ひとりランチ!
いろんなお店でおいしいランチをいただいたなぁ。

お産で死ぬわけじゃないのに、私のやりたい魂は陣痛が始まるその時までとどまる事をしりません。
陣痛が始まった11/20(火曜)の夜まで。

この日の前日におしるしがあり、朝も微量の出血が続いていました。
生理痛のようなおなかの痛みと赤ちゃんがだいぶ降りてきているのか恥骨周辺にかなりの圧迫感が・・・。
予定日もとっくに過ぎているし、もうお産の始まり?
ちょうど11時に定期健診があるので産婦人科に向かいました。

もしかして、このままお産で入院かも・・・と期待したけど、陣痛もきていないし子宮口も開いてないとの診断。
お産が近い兆候はあるけど、まだまだと先生に言われました。
このおなかの痛みは前駆陣痛とかじゃないのかな~?
もう41週に入ってしまうので、先生から来週には陣痛誘発させなければいけないと言われ、焦り・・・。
一応、自然分娩にこだわっていたので。

今日こそはXデーと思っていたのにガッカリ。
でもおなかの痛みはどんどん重くなる感じ。
今晩あたりくる?それとも明日?

とたんに最後にやりたいことを思い出して、フラフラの身体で福岡市の中心街天神へ。
入った先は、ミーナの3Fのユニクロ
部屋着にするフリースが欲しかったので購入。


20071224.jpg

次は、西通りのスリランカカリーの店「ツナパパ」へ。
最後にここの激辛カレーを食べておきたかった。

そして、11/16に福岡にオープンしたロフトをのぞきたかったけど、さすがに限界。
恥骨付近がぎゅんぎゅん痛んで歩きづらい。
そのまま電車にのって帰宅しました。

帰宅してからも、やり残した事をやり続ける私。
借りてきたDVDをまだ観ていなかったのです!
土屋アンナ主演の「さくらん」

これ、映画館で見損なっただけに観たかったんですよ~。
おなかの鈍痛を感じながらも夕食を済ませて、夫とDVD鑑賞。

・・・が、だんだん悠長に観ていられる状況じゃなくなってきました。
痛みが規則的になってきたんです。
試しに夫が間隔を計ってみたら、12分とか15分間隔で痛みの波が来ています。
とうとう来た????

そして私は夫に一声。
「冷蔵庫の杏仁豆腐、取ってきて~!!!」
冷蔵庫に入れておいたデザートを平らげて、「さくらん」まで最後まで観てしまいました。
痛みで集中して観れなかった部分も多かったけど。

観終わった23時半くらいに、痛みが10分間隔になりました。
やっと産婦人科に電話して、入院の準備をして向かうことに。


今から考えると、別に死ぬわけじゃないのに、限界まで好きなことをする必要もなかったのではないでしょうか。
私ってバカですよね。

出産リポート、まだまだ続きます。
次回の更新は未定ですが、入院してからのことや2日にも及んだ陣痛、ソフロロジー式分娩法での出産の様子などを順次アップできたらと思います。
なにぶん、育児と家事に追われてなかなかパソコンに向かえません。
のんびり更新ですが、よろしくお願いします。

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